GALLERY 12


   SFチックな塗り絵を集めてみました。 一部、ストーリー付きです。

 

 
 【 星海の姫 】

 

  素敵なお姉さんの線画を見つけてしまったので、

  塗ってしまった1枚です。

 

    線画主は、バルサミコ様。

 

    2008/11/04   ( しぃペインター通常版 13時間40分37秒 )

 

 

 

 


【 緑の再生 】

  長い眠りから目覚めると、世界が崩壊していた。
  人の気配の無い地上。
  僕が眠っている間に何があったのだろうか?
  無数の瓦礫が広がる中、植物はたくましく生きていた。
 どうやら今は桜の季節だったらしく、満開の桜の木から薄紅の花びらが飛んできた。
 人がいなくなっても、生命は世界に満ちている――。


   *   *   *


  塗り絵をした頃は桜の時期ではなかったのですが、

 桜吹雪を散らしたくなってしまったので、描きこんでしま

いました。sleepwalking


 線画主は、
薫 唯さまです。

 2006/07/23 (しぃペインター通常版 10時間30分30秒)

 


【 SF風の織姫 】

 

  タイトルに『織姫』とあるように、七夕を意識して塗った塗り絵でした。

  しかし、かなりビビットな感じの織姫だな〜(笑)。

 

    線画主は、桐野 せき様。 

 

   2006/07/06 (しぃペインター通常版 3時間18分3秒)



 

 




【 対峙 】 

「私を逮捕する?」
 静かな声でそう語るのは、目の前に立つ――姉。
「返答次第ではそうなるかもしれない」
「そう」
 二卵性の似ている双子ではあったけれど、こうやって対峙していると、合わせ鏡のようだった。
 自分と向き合っている彼女が自分と違って左利きだったせいで、余計にそんな錯覚を覚える。
 長くて綺麗だった髪も自分と同じように短く切ってしまっていたし、上から下まで自分と同じものを纏っていた。
「何でこんなことを?」
「それは言えない」
 夜が明けてきたせいか、背後から顔を出した朝日が目に入って、姉は少し眩しそうに目を細めた。
「あなたに迷惑がかかるのはわかっていたけど、決めたことだから」
「だからって、こんな……!」
 何かを言いかけた自分の言葉を遮ったのは、背後から来た衝撃だった。予想外の衝撃を頭に受けた自分は目の前が暗くなり、前のめりに倒れこんだ。
「仲間が…いたのか……」
 駆け寄ってくる姉の靴音と気配を感じる。
 意識を失う直前に聞いたのは、「ごめんね」とつぶやく、悲しそうな姉の声だった――。

   *     *     *

 久々にお絵かき共和国さんへ行ったら、素敵な線画を見つけてしまったので、塗り絵をしちゃいました。 
 背景をかなり悩んだのですが、気がついたら対峙しているであろうお方(上の文章では『姉』ですが)の姿が出現していて、そこからストーリーが浮かんじゃったので、即席ですが、書いてしまいました。
  私の中の設定では、彼はFBIかなんかの逮捕権を持った職業の人で、彼の双子の姉はアクティブなタイプで、何らかの目的が出来てしまったために弟の振りをして何かをやってしまったようです(何をやったのかまでは考えてません(笑))。

     線画主は 稜さま。                            2009/05/17 しぃペインター通常版 7時間50分12秒 )

 注:塗り絵の下に時間が書き込まれていますが、これは線画が描かれた時間と合計した時間になっています。

 

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