ゆうり ショクイン
悠里 …… 太極の中心で眠る太古の龍・燭陰が起こす【蝕】の影響を受けて現世から太極へ飛ばされ、蒿里山の麓の紅門の
近くで保護された客人の女性。
こちらの世界へ飛ばされた影響で、名前以外の記憶をなくしている。
後で判るのだが、碧霞元君の弟の妻だった女性の生まれ変わりでもある。
へきかげんくん タ ラ
碧霞元君・多羅 …… 見ただけで高い地位にいると分かる、道教の有名な仙女と同じ号を持った黒髪碧眼(翡翠色)の女性。
夏蓮と秋嵐の伯母でもある。。
せんりがん キボウ じゅんぷうみみ イザヨイ クジャタ
千里眼の既望と、順風耳の十六夜を従者に、白牛に化身する孔闍陀を足代わりにしている。
なんと すざく カレン
南斗朱雀・夏蓮 …… 南斗星君の第二子で、碧霞元君の姪。
金茶の髪、ハチミツのような色の淡い琥珀の瞳の、二十代前半くらいの女性。
秋嵐とは二卵性の双子。黙っていれば清楚な印象なのだが、弟の秋嵐が絡むとそのイメージはあっという間に瓦解する。
ある意味真っ直ぐで、真面目な性格。
なんとびゃっこ シュウラン
南斗白虎・秋嵐 …… 南斗星君の第三子で、碧霞元君の甥。
銀に近い淡い金髪、ピジョンブラッドのルビーのような瞳の青年。
夏蓮とは二卵性の双子。優男風の青年だが、武術もちゃんとできる文武両道なタイプ。
見た目は爽やかなのに、腹黒感あり。
アルコル
有弧楼 …… 紫微宮の侍女頭で薬師。 ややきつめの琥珀色の目をした黒髪の端整な女性。
黒い狐の化身なので、その名残で耳がついている(犬耳ではない)。
キボウ
既望 …… 多羅の従者その1。 千里眼の持ち主で、三つ目(緊急時以外は、閉じられている)。 金目紅髪の青年。
きつい見た目だが、穏やかな性格。
官職名ではないが、『紅月の君』と呼ばれている。
イザヨイ
十六夜 …… 多羅の従者その2。 順風耳の持ち主(トレードマークは、象さんのような大きな耳)。 銀目蒼髪の女性。
冷たい感じの印象だが、気さくでフレンドリー。
官職名ではないが、『蒼月の君』と呼ばれている。
クジャタ
孔闍陀 …… 多羅の従者その3。 飛行できない多羅の足代わりに白牛に化身する、多羅の従者の中では古株の人。
白い漢服の、穏やかな顔立ちの黒髪黒目の青年。
官職名ではないが、『月白殿』と呼ばれている。
ガ ル ダ あかもん
迦楼羅 …… 蒿里山の入り口にある紅門の門番。
普段は孔雀に似た黄金色に輝く鳳凰みたいな姿をしているが、人型の時は日に焼けたような浅黒い肌に麻の貫頭衣をまとっ
た、深紅の髪に琥珀色の目をした屈強な男。
スラオシャ …… 金髪にマラカイトグリーンの瞳の、床まで届きそうな白い外套をまとった青年。
孔雀色の翼を持った、天使みたいな外見の人物。
サティ
紗灯 …… 悠里が生まれ変わる前の人。職務に忙しい夜魅の代わりに、夏蓮たちの面倒を見ていたようだ。
七魔神の一人、アスモデから受けた傷が致命傷になり、亡くなる。
あんこく
アスモデ …… 闇国の七魔神の一人。 黒髪金目の漆黒の翼のある人物。
あまり表情のない、ちょっとぼーっとした感じの人物だが、その左手で紗灯を串刺しにして致命傷を負わせた人。
なんとせいくん ヤ ミー
南斗星君・夜魅 …… 碧霞元君の妹で、夏蓮と秋嵐の母。 今のところ、名前だけ登場。
ほくとせいくん ヤ マ
北斗星君・夜摩 …… 多羅の弟で、夜魅の双子の兄。夏蓮と秋嵐の伯父で、紗灯の夫だった人物。
十王の一人・閻魔王であり、紫微宮の主。
夏蓮と秋嵐の父 …… 夜魅の夫。まだ名前も出てきていません。
夏蓮の師匠 …… どうやら、有弧楼の兄弟らしい。
テンキ
天奇 …… 閻魔王の部下。描写はされていなかったが、黒龍系の竜人。悠里が秋嵐に担がれて移動した時に見た官人風の
竜人は、実はこの人だった。(本当は、王に奇をつけた「王奇」を使いたかったけど、HP上では表示できなくて「奇」に変更しました)
レッサーパンダの人 …… 小熊猫、レッサーパンダの化身の妖仙。警備隊の一人だが、そのふわふわなしっぽに触ってみた
くなるとかならないとか。
鬼みたいな人 …… 赤鬼・青鬼といわれる、正真正銘の鬼。角は出したりしまったりできるらしい。
顔は怖いが(鬼の女性は美人が多いらしい)、情の厚い人たち。
侍女姿の人狐 …… 有弧楼の部下にあたるが、有弧楼のように妖力が強くないため、狐がそのまま人の形になったような姿
をしている。