塗り絵ギャラリー15

 
 このページは洋風&ファンタジー系の塗り絵を集めています。 一部、ショートストーリー付きです。




 【 境界線 】



  ここから先は、現実と異なる世界。

  一歩でも踏み入れてしまえば、元には戻れなくなる。

  それでもいいのなら、来るがいい――。 


   *     *     * 


  じっくりちまちまと塗っていく予定でしたが、メインのお嬢さんをほとんど塗り終わって、後は背景だという状況で仮保存し、「さあ続きをやろう」と再開したとき、データが壊れてしまっていたらしく、少し前の状態で再開する羽目に(涙)。

  自分でもかなりいい感じに出来てきたんじゃないかと思っていた矢先だったので、かなりブルーになりましたが、何度かこういう目に遭っていたので、また少し進めて仮保存してもまた同じ所からやり直しする羽目なることがわかりきっていたので(データは壊れても、塗り絵の時間はなぜか加算されていくというミステリーな状態になります)、一気にやるしかない、と完成させました。

 でも、やっぱり集中力には限界があるので、完成させたやつを見ると、塗り忘れた部分があったりとか、消さなきゃいけない部分がちょこちょこ残っていたりしたので、こちらに展示しているものはほんの少しだけ修正しています。

 ちなみに、右にあるのはデータが壊れる直前に仮保存した時の画像です(クリックすると原寸大で見れます)。

 データが壊れる前は、夜明け前とかのイメージだったので、背景も淡い感じで行こうと思っていたのですが、実際、背景を塗り始めたら、気がつくと夜になっていて(こっちを見るとわかると思いますが、左側にあった観覧車はメリーゴーランドを塗るので手いっぱいだったので消させていただきました)、メインのお嬢さんはタイトルにある『境界線』を守る番人のような存在になっていました。

 そんなこんなで、トラブルはあったものの、何とか完成できたのでほっとした1枚です。

 線画主は、香也子さま。                   香也子さまのサイト。ここから飛べるのは、完成された塗り絵などを展示されているところです。本家のサイトへは、こちらの注意書きを読んでから飛んでください。

                    2009/08/07 (  しぃペインター通常版 17時間18分11秒 )




 【 天上の蒼 】


   そこは、天上の雲海。

   彼女はいつも、雲の庭園に咲き乱れる蒼い花々を愛でながら、

   時たま現れる足元の隙間から地上を見下ろす。

   愛すべきものを見守るような、すべてを慈しむような優しい瞳をして。

   人々の営みを、空の上から見守っている――。


    *     *     *

 

   こちらの線画も、一目惚れでした。

   女性のポーズや表情が好みだったので(あとお花も)、

  『塗る』のボタンを押していました。

   当初、花は別の色で塗るつもりでいたのですが、

  場面の設定が「空の上」になったせいで、花も全部青色になってしまいました。

   線画主は、kohiro様。   2009/08/04  しぃペインター通常版 8時間9分6秒 )




 【 月夜の狩  】


  線画主のTito様が自塗りされたものを拝見し、

  「かっこいいな〜」と思いつつ塗ってみたいと思い、

  塗ってしまった1枚です。

  やっぱり、ご本人が塗られたものの方が、

  何万倍も素敵です(笑)。

  ちなみに人物を塗り終わった後、背景を描きこみながら

 イメージ通りに出来ず、結局は夜の森になってしまい、

  「もっと背景を考えてからやればよかったかも」と、ちょっと

  後悔していたり。

  でも、メインのアーチャーのお姉さんはイメージ通りに

  塗れたから満足しています。

  線画主はTitoさま。

  2009/07/10 しぃペインター通常版 9時間13分7秒 )





 【 ガーデン・パーティー 】


   初夏の風が吹き抜けるうららかな午後。

   緑豊かな庭の一角にある東屋で、

   もぎたてのフルーツと焼きたてのお菓子をお供に、

   芳しい香りのお茶を楽しむ。

   そんな穏やかな時間が、実はとても贅沢なものだったりする――。

 

    *     *     *

 

  訂正・加筆OKとのことだったので、少々いじらさせていただきました。

 (といっても、余計な線を消したり、形を整えたりしたぐらいですが)

  お花が沢山あったので、塗るのが楽しかったです。

  線画主はNyuto様です。

          2009/06/17 しぃペインター通常版 12時間36分46秒 )




 【  anniversary  】

 「お待たせ〜」
  沈み始めたオレンジ色の夕陽を眺めている青年に、今日彼の伴侶となった女性は声をかける。その声に青年は振り返ると、笑顔で迎えてくれた。
 「お疲れ様。意外と早かったね」
 「着る時は時間かかったけど、脱ぐのはその半分で済んだよ」
 「そっか」
 「そのお花、もらったの?」
  青年の片手にある花束に気付いて問うと、うなずく。
 「みんなで分けて下さいっていうから、貰った。この花、好きだったでしょ?」
 「ありがとう」
 「それじゃ、今日の最終ミッションに挑みますか」
  青年は、花束を肩に担ぎながら彼女を促す。
 「最終ミッションって――2次会のこと?」
 「他に何があるの?」
 「そりゃーそうだけど……」
  今日の主役の一人だった彼女は吹き出し――天然系の彼とは毎日笑いが絶えないだろうなと思うのでした。

 

      *     *     *

 

  こちらの線画は2タイプあったのですが、こっちの線画のお兄さんの表情の方が好みだったので、こちらを選ばせて頂きました。

  塗り始めたのが6月だったということもあり、6月といえばジューンブライドということで花婿さん(本当は花嫁さんですが)かなということでお兄さんが見ているだろう奥さん視点の小話をついでに書いてしまいました。

  某所でもこの塗り絵をUPして書いていますが、完成させたのが何気に管理人の結婚記念日の翌朝だったりしました(あえて選んだわけではなかったんですけど、偶然)。

  線画主は、ゆきんこ様です。
                                              2009/06/14 しぃペインター通常版 9時間59分31秒 )




 【  闇の御使い  】

 

  草木も眠る、丑三つ時。

  熱帯夜の生温かい風が、閑静な住宅街を吹き抜ける。
 
 「どうした?」
 
  手乗りインコよろしく――といっても、それはインコよりもかなり大きかった
 
 が――右肩に止まっている狐の相棒がくんくんと、鼻を鳴らしているのに気
 
 づいた青年が問いかけると、狐は一点をじっと見つめた。
 
 「新手か?」
 
 「さっきのヤツの残りカス。さっさと回収しちゃおう」
 
 「わかった」
 
 青年は手にしていた剣を静かに抜くと、闇夜に紛れた妖を切り裂いた――。

 
     *     *     *

 
  こういう世界観の線画が好きなので、ついつい『塗る』のボタンを押してしまいました。

  狐くんと一緒に妖退治するスーツのお兄さんは、淡々と仕事をこなしてくれそうです。

  線画主は、あきち様です。                            2009/08/13 しぃペインター通常版 8時間25分12秒 )

 

 注:塗り絵の下に時間が書き込まれていますが、これは線画が描かれた時間と合計した時間になっています。

 

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